睡眠不足を解消するためには、まず自分に合った睡眠時間を知る必要があります。おおよその人の平均睡眠時間は7時間と言われていますが、実際は、ショートスリーパー・ロングスリーパーの方がおり、人それぞれ違います。いつもより早めに寝て、自然に目覚める時間を計測して、自身の身体リズムを把握しましょう。
自分に合った睡眠時間がわかれば、設定すべき就寝時間を導き出すことができます。しかし、だからといって毎日決まった時間に眠りにつくというのは容易ではありません。忙しい人やストレスが溜まっている人ほど、寝付けなかったり、夜更かしをしてしまったりして、睡眠不足に陥るケースが多いものです。
そこで当記事では、睡眠不足に陥りやすい人に向けて、おすすめの方法を2つ紹介したいと思います。
1つ目が、パソコンやスマホを夜遅くに見ないということ。パソコンやスマホからは、太陽光にも含まれるブルーライトが発せられています。これを浴びると体内時計がリセットされ、眠りホルモンの「メラトニン」の分泌が抑制されてしまいます。そうなると、寝付きが悪くなり、結果的に睡眠不足に陥ってしまうのです。
特にスマホは時間を忘れて熱中しやすいため、夜更かしの原因になってしまいます。就寝時間になったらアラームを鳴らすなどして、夜遅くにスマホを扱わない体制を作りましょう。
2つ目が、自然と眠りたくなる状況をつくること。身体が眠りのサインを出してくれれば、自然と身体はベッドに行こうとするため、睡眠不足は起きにくくなります。そのためにおすすめなのが、就寝時間の2時間前くらいに入浴すること。人間は、体温の熱を下げて身体の疲れを取る仕組みになっており、入眠する時には自然と体温が下がっています。その習性を利用して、入浴後に体温が下がる頃に眠りにつき、寝付きを良くするというのがこの方法です。
睡眠不足の方はぜひ上記の方法を実践して、規則正しい睡眠習慣を作ってみてください。